いつもの平日の帰り道、飯食って帰って寝るだけだと歩いていると川崎駅前でなにやら人だかりが。
なにかやってるなと覗いてみると「川崎夜市」なるイベントをやっていた。
ピンクのネオンがあやしく光っている。ブレードランナーに出てくる未来都市のようだ。
川崎夜市は川崎の夜の魅力を全国に発信する市内最大級の夜遊び企画ということらしい。
去年に第一回が開催され、今年は更にスケールアップして川崎夜市2023として帰ってきた。
またまた怪しげなデザインだ。お箸とレンゲがクロスしており、上には「食・飲・音・遊」の四文字が躍る。
英語ではKAWASAKI NIGHT MARKETということだ。
駅前の飲食店によるはしご酒イベントにライブパフォーマンス、川崎宿起立400年記念イベントなど、街ぐるみの大きな祭りだ。
そしてこの駅前広場では「川崎ソウルフード屋台」というものが催されていた。
川崎で愛される名物飲食店が二日間限定で一同に集結している。
東京でも横浜でもない、川崎特有のディープで雑多な食文化を発信していこうというコンセプトだそうだ。
せっかくだからビールでも一杯飲んで帰ろうかということでこちらの屋台に。
こちらはT.T BREWERYといい、地元川崎でクラフトビールを製造している醸造所だ。
4種類のラインナップの中から「シトラブースト」というビールをいただいた。一杯700円。
説明書きにはシトラホップで仕上げた香り高く飲みやすいエールとある。
飲んでみるとたしかにスッキリとした飲みやすさとシトラス的香りを感じる。
シトラホップとはアメリカ産のアロマホップの一種で、ビールに芳醇なアロマをもたらしてくれるそうだ。
特設ステージではジャズのライブパフォーマンスが行われていた。
川崎市では「かわさきJAZZ」なるイベントを定期的にやっており、ジャズには縁があるようだ。
いい感じに酔いが回ってきたが雨が強くなってきたので帰ることにした。
帰りに駅そばのかき揚げうどんを食べた。酒のあとのシメとして食べたうどんはいつもの5倍くらい美味しく感じた。
川崎夜市を体験して感じたことは、「シメのうどん最強説」だ。