折り返し地点

本日のコーヒーは深煎りのケニア三軒茶屋の茶沢通りでこのブログを書いている。

久しぶりにジムに向かおうと茶沢通りを歩いていると見慣れない文字が視界に飛び込んできた。

折り返し地点。思わず折り返して家に帰りそうになった。

なんだろうと思ったが、「通り」と「折り返し地点」とくれば答えは決まっている。

大子堂こどもマラソン大会。ライオンズクラブが主催しているらしい。

ライオンズクラブと聞くと少年野球を思い出す。地元の学童少年野球大会もライオンズクラブが関わってたような。

ジムから出ると少年たちが次々と走り抜けていった。沿道では人々が声援を送っていた。

小さな子どもだろうと大人だろうと、人が走っている様は美しい。

トップを走る少年は精悍な顔をし、風のように通りを駆け抜けていった。戦う男の顔をしていた。

後方を走る少年は息があがり、体はふらふらし、罰ゲームのような顔をしていた。

走ることは楽しいときは楽しいし、しんどいときはただただ苦しい。

何キロ走るのかはわからないがゴールしたあとの飯はうまいだろう。