日曜日の夜、突如として始まった肉祭り。何事も始まりは突然である。
あと数時間後には月曜日がやってくる。去りゆく日曜日を惜しみながら肉をビールで流し込む。
家の近くにあるスーパーのOK。食肉売り場をなにげなく歩いていると黒毛和牛のパックが目に飛び込んできた。
国産黒毛和牛A5と書いてある。318gで税込545円。なんでこんなに安いのだろう。
これは本当に黒毛和牛なのだろうか。
3回くらいに分けて食べようと購入した。
一緒にモランボンのステーキソースを購入した。あらびき黒胡椒味。
モランボンという名前と老舗洋食屋っぽい字体がなんかかっこいい。
とりあえず全部フライパンで焼くことにした。この霜降り具合は本当に黒毛和牛なのだろう。
一個脂肪の塊のようなものがいる。アジア大陸のようだ。
うまそうだ。3分の1くらいは別皿に移して冷蔵庫に保存した。
今日のビールはサッポロ黒ラベルだ。星のマークがカッコいいぜ。
ステーキソースをどっぷりとかけ、実家から送られてきたフルーツトマトを添えてみた。
フルーツに進化したトマト。本当にフルーツのように甘くてうまい。裏に糖度10と書いてあった。
フルーツになることがトマトにとって進化なのかはわからないが。
それにしてもさすが黒毛和牛だ。とんでもなくうまい。
ライスと一緒に食べたくなり、これまた実家から送られてきた魚沼産コシヒカリのパックごはんを電撃参戦させた。
うますぎる。結局318gの肉を全て食べ尽くしてしまった。
そして翌日、嵐のような胃もたれを起こすのだった。